「あーーーっ、もう暑苦しいな!!」
「つれないなぁ、鋼の。少しは素直になったらどうだい?」
「だっかっらーーっ、俺は今本が読みたいんだよっ。だいたい
なんでこんな、このくそ熱い中引っ付いてくんだよ!」
 
ほんっとうに(力いっぱい)今日は珍しく大佐が休みになった。
そして外で卵を割ったら一瞬で目玉焼きになるか?ってぐらい暑かった。
強いて言うなれば大佐の呪いか?そうかもしれない。大佐の事だ。
珍しい事があって雨が降らなかったのはいつも女性に雨を降らせて
いた為だろう。(台風をよぶほうが多いが)
 
「・・・・・・・。」
自分で思った事で自爆する。まさに今がそれ。が時すでに遅し。
だんだんイライラしてきた。
「たまの休みだ。一緒にお茶でもどうだい?」
「大佐ってホントそればっかだな。お茶なら女誘えって。」
「鋼のだから誘ってると言うのに。」
つれないなぁ。と会えば日常茶飯事の事なのに
何故だか今日に限って酷く切ない気持ちがした。
 
変なんだ。気が付くと目で追ってて、なのに近寄ってこられると困る。
顔が熱くなったり、息苦しくなったり・・・。
 
鋼のの様子がおかしい。いつもならもっと威勢よく自分の挑発に乗ってくるだろう。
今日に限って黙り込んでしまうなんて。せっかく鋼のが来るから中尉に無理をいって
休みをとったというのに。 もしかして何かひどい事でもしてしまった・・・?!
一気に顔から血の気が引いたような気がした。あまり久々に会えた事に浮かれすぎて
前が見えなくなっていたかもしれない。せっかく自分で休みまでもらって鋼のに会う為
本を手配して、家にまで連れ込んだと言うのに・・・。チラッと金髪の少年を見やる。
{・・・・・っ!!?}
あんな切ない顔今まで見たことない。思わず視線を逸らしてしまった。
間違いない何かしてしまったようだ。
頭の中で何をしてしまったかを必死に探す。
 
「・・・俺大佐嫌い・・・・。」
 
あれこれ考えていたことなど一気に吹っ飛んだ。
真っ白になった頭で言えたのは一言だけ。
 
「・・どうしてだ?」
鋼のは後ろを向いて説明しだした。
「女ったらしだし、あれこれ子供扱いするし、平気で人の事騙すし、雨の日は無能だし・・。」
最後の言葉が刺さったがとりあえず反論出来ない。
 
自分は何を言ってるんだろう。大佐が目を逸らしたとき急に自分が必要ないとか
思われてるんじゃないかって思った。確かに大佐との関係なんて東方司令部大佐と国家錬金術師
ってだけだ。でもそれを思い知らされるのは辛くて・・。
 
最初は苛ついた口調だったがだんだん細く泣いているようにさえ取れる
自分への不満。そんなに嫌だったとは・・。
 
「大佐の事見てると・・っなんか苦しいし・・気がつくと目で追ってて顔熱くなるし・・、」
 
泣いている。床に水滴が一つ二つシミを作っている。
鋼のの言葉が途中からもう耳に入らなくなっていた。
気が付けば席を立ち自分より二まわりも小さい体を抱きしめていた。
同じだった。初めてエドに会ったときの自分と今のエドの言っている事。
鋼のの口から言葉が消えた。自分で消してしまったのだが・・・。
 
「――――っ・・・!」
 
なんで嫌いだって言ってんのにこんな事すんだろ・・。
泣いてるせいか頭がぼうっとしていて抵抗する腕に力が入らない。
でも・・もし力が入っていたとしても抵抗しなかったような気がする。
 
きっともうこれ以上は自分を止められやしないだろう。唯一止められるとすれば
目の前にいる自分に唇を許している金髪の少年だけだ。
 
「この先きっと正気ではいられんぞ。本気で嫌なら抵抗したまえ。エドワード・・・。」















後書きと書いて激しく懺悔
はじめましてv小暮翔紫と申します。(こぐれしょうし)
こんなアホ文読んでくださりまことに感謝いたしますv
私の片割れ栞様のHP開設と言うことでお祝い駆けつけましたv
@って事はきっと・・・・っ?!(何)というわけで。(だからなんだ)
ちなみに今小暮は鋼の錬金術師オンリィで遊び
まわっております。もしこの小説をお読みになってくださった方が
いらっしゃりリクエストなんぞございましたらどうぞです♪
小暮が出来る範囲であれば喜んで書かせて頂きます。
但し、そのリクエストした作品を貴方様のHPに載せてくださることが
条件ですが☆




栞語録
お祝いありがとうです。続きがあるのが気になります…うちならリクエストなしでも送りつけかまいませんよー。なにしろ@だし…片割れさんだし。

壁紙等はこんなイメージだったのでしたが、お気に召したでしょうか?

ってか…これじゃ春じゃん…







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